実技指導の基本は、『1ポイント』レッスン

 次は、TBIの日です。この日から、開始の日に配った『歯みがきセット』をつかって具体的な実技指導が始まります。内容は、ピアノのお稽古やテニス教室に通うのと同じ感覚で始めます。ピアノの先生やテニススクールのインストラクターは、生徒がいくら下手でも怒りませんよね。初めにその生徒のレベルをチェックした後は、その生徒のレベルに合わせて授業を進めていきますよね。
 実技指導の基本は、『1ポイント』レッスンです。私達は、色々なことが目に付くので、つい話し過ぎてしまうのですが、患者さんは、結局、ほとんど憶えていないことが多いと思います。言いたい気持ちを押さえて、患者さんが出来る1ポイントに絞ってスタートするとよいと思います。
 うちの娘が、ピアノ教室の初日のレッスン、約30分間で教えてもらったのは、『ド』のキーだけだったそうです。”来週のレッスンは、『レ』のキーを教えてもらうの!”と、笑顔で教えてくれました。そんな娘も、1年後には、人様の前でピアノの発表会が出来るまでに上達して、親を驚かせてくれました。

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